About"Framus Hootenanny 5/024 12st"

  • Day:2017.04.14 13:00
  • Cat:楽器







今回は、Beatlesが使用した楽器の中で
メンバーと同一スペックのギターが最も入手しにくいギターの一つ
"Framus Hootenanny 5/024"について
文献やHPでもあまり詳しく取り上げられた事が無い楽器でもあり
書いてみようと思う











Framusはドイツのメーカー
1965年のBeatlesにとって第二作目の映画「HELP!」の中の
"You Got Hide Your Love Away"を演奏するシーンで
Johnが弾いていた事がきっかけで有名になった楽器
レコーディングでも1964~1969年の間で数曲使用しており
Beatlesのメンバーが所有する唯一の12弦アコースティックである













John以外のメンバーが抱えている写真もあるが
プライベートなショットではJohnが抱えている写真しか見た事が無いので
基本的にJohn所有で、たまに他のメンバーが使う事がある
という認識で良さそう













さてこの"5/024"というモデル


・ノンスロッテッドヘッドorスロッテッドヘッド
・ナチュラルカラーorサンバーストカラー
・19フレットor21フレット


この仕様が入り混じっており、更に輸出仕様として
ペグのつまみが丸いもの・Framusロゴがブラスロゴ貼り付けではなくデカール貼り付け
サイドバックの材質が異なる物が存在する
テールピースの形も2種類の形状があるようだ






21フレット仕様


スロッテッドヘッド・サンバーストカラー(テールピースも形状が違う)





Johnが所有していたのは


・スプルーストップ,マホガニーサイドバック
・メイプルネック
・ローズウッドフィンガーボード
・ノンスロッテッドヘッド
・19フレット
・角ペグ
・ナチュラルカラー


の"5/024"である











Framus博物館にはJohnと殆ど同仕様の"5/024"が展示されている
しかし、レフティであるという






"5/024"の弦を替えるJohn 角ペグの様子がよくわかる





以下は自分が所有する"5/024"
Johnと全く同じ仕様の貴重な一本である








スプルーストップ,マホガニーサイドバック




ネジ留めされたべっ甲ピックガード


ノンスロッテッドヘッド・ブラスロゴ・角ペグ




特徴的なテールピース


オリジナルナチュラルフィニッシュ




オリジナルアリゲーターチップボードケース


"5/024"

Rickenbacker Electric Bass

  • Day:2017.02.09 23:05
  • Cat:楽器







最近買った洋書
Rickenbacker Bassの写真が満載の本


思えば、自分Rickenbacker Bassが大好き
Rickenbackerに至ってはギターよりベースかな
今まで多分20本位買っては手放してを繰り返してて
最近も4001V63の良い個体を見つけて購入
そして結局我が家には2本のRickenbacker Bassが居ます













この4001V63は1993年製の個体
4001V63というのはざっくり言うと
63年製の4001Sを復刻しましたよというモデル
1984年から2001年まで製造されていたこの4001V63
年代によって個体差が有って
一番良い時期がこの90年代初期物と言われている











一例として写真は97年製のヘッド
60年代4001特有のエッジ、シャープさが無くなり
全体的に丸く、小さくなってしまっている
ヘッドプレートの大きさは変わらないので余計アンバランスさが目立つ
Rickenbackerはアメリカのメーカーで
ヴィンテージリイシューは段々と仕上げ(形や色)が
荒くなっていく事が有名なメーカーでも有ります
(日本では先ず有り得ない事だね)


この時期のV63のファイアーグロウは黒っぽく、色味も濃くて
まぁこの色はこの色で綺麗な色味ではあるんだけど
60年代のFGの印象は無くなってしまった











これが60年代Rickenbacker 4001Sのヘッド
本当に美しい形状をしている
そしてオレンジっぽい華やかな色味
60年代の4001も個体差が激しいんだけどね
今回購入した4001V63は60年代のヘッドの雰囲気に近い










4001V63がディスコンになり後継機種として登場したのが4001C64
これはポールマッカートニーが所有していた64年製4001Sを
復元しましたよというモデル


この機種、ヘッドが逆さまになっている
何故かというと、ポールの4001は左利き用で、右用のヘッドがついていた
それを反転(右利き用に)するとこうなるよという結果
いやいや…もうハチャメチャですやん
という事で自分的にはパス(一時期所有した事も有るんだけど)











その後、日本(新星堂)限定の
C64を元にヘッドを元に戻したよというモデルも
60本限定で発売されたりしたんだけど
C64…何かボディがずんぐりしているんだよね













上が4001C64、下が60年代の4001S
長い方のツノのずんぐり具合がわかりやすいと思う
60年代は薄く細長く全体的にシャープなイメージ
C64は個体によっては4.5kg位有るみたいなので
少し肉付きが良いのかな
60年代の4001Sは4kg無い個体も多いのだとか
今回購入したV63は4.05kg程だった






60年代4001Sの雰囲気を持った個体





24年前に製造されたベースなので使用感はバリバリあるけど
ヘッド・ボディ・色が良い個体なので
これから細かいパーツ等交換してvintage likeなルックスを目指します

60年代Voxアンプがやって来た

  • Day:2016.11.29 13:07
  • Cat:楽器







イギリスはブリストルより大きな荷物が届いた







1963 Vox T60 BASS head and T100 cab



Back view





60年代のVoxアンプ
元はボロボロの状態のものだったのを完璧にレストアしてある代物
しかしヴィンテージとしての価値は薄れるので手頃だった
(イギリスからの送料を入れて20万弱)



レストア内容としては

・ヘッド・キャビのレザー・グリルクロス・パイピング等張り替え
(ヘッドのグリルクロスとバッジ類はオリジナル)
・ヘッド内部の電解キャップと抵抗の一部を取り換え



キャビは張り替えとはいえ、やはり
ブラックよりブラウングリルのVoxアンプはぐっと来るものがある
(ブラウングリルは64年初期迄の仕様)













ヘッドとキャビのプレート













キャビ内はFANE社の2×15"スピーカーが2発
オリジナルではないんだろうけど状態は良さそう






64年初期までのカッパーパネル





ヘッドのコントロールはVOLUME BASS TREBLEの3種類
このアンプはベースアンプ
でもギターでも全く問題無く使えます
むしろベースを絞ってトレブルを上げてやると
箱感の強いチューブアンプのような音色を奏でてくれる
このアンプ、トランジスタなんだけどね











T60 BASSは、60年代当時主流だったチューブアンプに続き
開発された最先端のトランジスタベースアンプ
BeatlesのPaulがliveで使用していたけど故障しやすかったようで
また元のチューブアンプに戻しています
まぁ当時のBeatlesは毎日のようにステージがあったし常に大音量で酷使してたから
当時技術が成熟していて安定した動作のチューブアンプの方が
使いやすかったんだろうね











電圧はイギリス国内の電圧・220V固定なので
中古で100V→220Vのステップアップトランスを買った
楽器用のステップアップトランスって100V→120Vのしか無いから
これは楽器用とか拘らなく広く探した
ただのトランスなのに変わったカラーリングしているなと思ったら











今まで機材部屋に鎮座していたVaporizerアンプと同じ色
取り敢えずリビングに設置
こいつのルックスも好きなんだよなぁ











機材部屋に良い具合に収まったVOX T60 BASS head and T100 cab
この部屋には一台だけ、練習や音作りに使うアンプを置きます
これから宜しくね